【学習】3章 需要管理

【学習】3章 需要管理

需要管理とは

需要管理では、ITサービスに対する顧客やユーザの需要を把握し、需要に対応できるだけのキャパシティを準備する活動を行う。

需要管理を行わないと、ピーク時に十分なキャパシティを提供できなかったり、逆にオフピーク時に余剰なキャパシティを提供することになったりして、
費用対効果が悪くなります。また、一般に、顧客は使用しないキャパシティに対してお金を払いたがらないため、過剰投資と思われてしまう可能性も出てきます。
このように、需要管理は、サービスデザインのキャパシティ管理と深く関わりを持っているプロセスといえます。

【事業活動パターン】
PBA:Pattern of Business Actiivity

事業活動の作業負荷の様子。
事業活動パターンは、ITサービス・プロパイダが事業活動を理解し、ITサービスの計画立案に使用される。

事業活動パターンは、日次、週次、月次でどうように負荷がかかっているか確認した方がよい。

【ユーザ・プロファイル】
ITサービスに対するユーザの要望のパターンのこと。

組織内での役割、責任によって事業活動パターンは異なります。例えば、移動が多い営業スタッフと事務所に常にいる開発スタッフとでは
システムへの需要の波は異なる。 このような組織内での役割、責任ごとの事業活動パターンのことをユーザ・プロファイルといいます。

コメントを残す