1 | リリース管理 | 変更管理が行った変更を、本番環境に投入する作業を行うプロセス。ITサービスの変更に関して、全体的な視野を持ち、技術的な面と技術には関連しない側面から、本番環境で使用されている、ソフトウェア、ハードウェアの配付を管理。 |
2 | 構成管理 | システム、ハードウェア、ソフトウェアなどのIT資産構成情報や各種マスタ(ユーザ、企業、サポート)などITサービスのライフサイクル上のCIをCMDBで管理し、識別、制御、追跡管理を受け持つプロセス。 |
3 | ナレッジ | “誰かの見識や体験に基づいた行動の手引きとなる情報。 例:こういう場合、どうすればいいか?” |
4 | ナレッジベース(ナレッジ活用) | インシデント、問題、既知のエラーなどの情報の保管場所。新しく発生したインシデントを過去のインシデントに照らし合わせることで、既存の解決策や過去の効果のあった対処法を再利用できる。インシデントの迅速な解決に有効。 |
5 | 構成アイテム(CI:Configuration Item) | ITサービス提供の為に管理する必要がある、あらゆるコンポーネント。各CIは一元的にCMDBにて管理し、そのライフサイクルを通して維持を行う。CIは変更管理によってコントロールされ、一般には、ITサービス、ハードウェア、ソフトウェア、建物、人材、およびプロセス文書やSLAなどの正式文書が含まれ、「属性」より個々のCIを特定したり、説明を行ったりする。属性は、CIの名前、バージョン番号、種別(ハードウェア、ソフトウェア、ドキュメント)を表すカテゴリ、設置(保管)場所、責任者、使用開始日、ステータス(稼働中、テスト中、故障中など)などが挙げられる。 |
6 | 確定版メディアライブラリ(DML) | すべてのソフトウェア構成アイテムの、承認済みの確定版バージョンを安全に保存する1つまたは複数の場所の事。DMLには、ライセンスや文書などの関連するCIが保存される場合もある。DMLが複数の場所に分散している場合でも、論理的には単一の場所として扱われる。DML内のすべてのソフトウェアは、変更管理とリリース管理によってコントロールされ、構成管理システムへ記録される。 |
7 | 構成管理データベース(CMDB:Configuration Management Database) | サービスやシステムを構成する全ての要素(設備、ハード、ソフト、ネットワーク、機器類、マニュアル、SLA、組織など)の詳細及び相互関係に関する情報を管理する仕組み。 |
8 | 構成管理システム(CMS) | ITサービス・プロバイダの構成データの管理に使用される、一連のツールまたはデータベースの事。すべてのCIおよび、それらに関係するデータを収集、保管、管理、更新、提示するためのツールも含まれる。CMSには、インシデント、問題、既知のエラー、変更、リリースに関する情報も含まれる。また、従業員、サプライヤ、場所、事業部門、顧客、ユーザに関するデータも含まれる場合もある。 |
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